「あるヨギの自叙伝」について

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最近、「あるヨギの自叙伝」という本を読んでいます。
この本のことを知ったのは、もう20年以上前。あるスピリチュアル系のグループを主宰していた時に、参加者から教えてもらったものです。

本を知って以来、何となく読んでいなかったのですが、つい最近、ふと思い出して購入して読み始めました。
自分は、結構、読書スピードは速いのですが、この本に関しては、少しずつ、噛み締めるように読み進めています。

いろいろと考えるところが多い本ですが、20年以上前、まだ20代の頃に読んでいたら、きっと今とは違う受け取り方だったと思います。
というか、1年前に読んでも、当然、今とは違う受け取り方だったでしょうね。

このブログの最初の記事でも書いているように、自分自身は、別にスピリチュアルなことが嫌いなわけではないですが、薄っぺらいものや、それによる金儲け主義的なものに対しては結構批判的で、むしろそういう人や団体が多いので、スピリチュアルなもの全般に対して興味が無いとか批判的だと見られることも多いのですが、実際はそんなことはないです。

まあ、今、この時期になって、やっとこの本を取ったというのにも、何らかの意味があるのかもしれないです。
まさに、旧約聖書「伝道者の書」の3章1節から11節にあるように、全ての営みには時があるのか…。

調べてみると、スティーブ・ジョブスの愛読書でもあったようですね。

この本を書いたパラマハンサ・ヨガナンダ氏が創設したSRF(Self-Realization Fellowship)という団体が、クリヤ・ヨガを学ぶのに、印刷費及び郵送料を賄うだけのわずかな金額でレッスンを提供しているというのを考えると、「スピリチュアル~」とか騒いでいながら、不当に高い費用を取ろうとしている人たちって、いったい何なの?という気がしてなりません…。

インスタントに結果を求める時代ではあるけれども、こういう数十年にわたって読み継がれている良書をじっくり読んで、自分が為すべきことについて考えてみることも大切なことのように思います。

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