UML

 昨日、ビジネスマンのためのUML入門という本を買ってきた。
 今更、UMLという気もしたが、ビジネスモデリングによるアプローチという副題が気に入って購入してみた。
 考えてみると、オイラが初めてUMLというものに触れたのは、1998年だから、もう、6年も前になる。当時は、ちょうど、オイラもJavaやらC++やらの開発がバシバシあって、オブジェクト指向についても、ある程度は勉強しておかなければならない時期だった。
 その後、オイラ自身は、オブジェクト指向開発からは、ちょっと遠ざかっていたのだが、最近、Web上で、こんな記事を見つけた(ちょっと前の記事だけど)。

@IT:「UML採用は15%以下」、新技術を警戒するユーザー企業
UML、コンポーネント設計、データ・オリエンテッド・アプローチ(DOA)を実際に開発に採用しているのは15%以下に過ぎなかった。EA(エンタープライズ・アーキテクチャ)、XP(エクストリーム・プログラミング)、EVM(Earned Value Magaement)の採用に至っては5%以下だった。

 どひゃ!結構、浸透してないのね。
 確かに、最近、仕事をしていると、UMLどころか、ER図すら良く分かっていない(自称)SEに遭遇することもある。知識が無い事自体は、勉強すれば良いだけの話だが、常に最新の情報に対してアンテナを張っておくこと(せめて、その心構えだけでも)は、必要なことだと思う。
 上記の記事なんかを読むと、技術力だけ見て、オフショア開発が話題になるっていうのも分かる気がする。
 ちなみに、ITCプロセスでは、一応、DFD, ERDを使用することになっているが、上記の本の中では、どのようにビジネスプロセスをモデリングするかということが、システム開発等でUMLに馴染みがある人以外にも、分かりやすく書かれている。
 これから、ITCになろうという人たちにも参考になる部分があると思う。

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