中小企業診断士/ITコーディネータ 春日一秀のブログ: Winny開発者逮捕のこと
春日氏のブログにもWinny逮捕者の話題が上がった。
やはり、あちこちで話題になっているようだ。
この件については、先日もオイラのブログで話題にしたとおり、非常に複雑な問題をはらんでいる。単に、あるソフトウェア開発を行った一個人が逮捕されたというだけのことでは無いのだ。
思想を含めたその背景に何があるのか?現行の法律に問題は無いのか?
まあ、確かに一部の報道にあるように、もし、今回逮捕された容疑者に、著作権侵害行為の後押しをするような意図があったとしたら問題ではあるのだが、技術の進歩に法整備や社会的な通念が追いついてかないというのも事実だ。
ただ、下っ端ITコーディネータとして思うのは、このような技術の進歩速度が速い時代には、のんびりした市民運動や裁判なんかを行っていると、判決が出る頃には、もう、どうでもいい問題になりかねないなということである。
今回の逮捕劇をきっかけに、ぜひとも、著作権の本質について見直す動きが出てきて欲しいものだ。
著作権、もっと大きな括りでは、知的財産権というのは、誰のために、何のためにあるのか?その権利は、どこまで保障し、どのように使えばよいのか?
ぜひとも、良い方向に進んで頂きたい。
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追記
酔っ払って書いてたら、タイトルを変えずにUPしちゃいました。
春日さん、記事のタイトルに使ってしまって、すみませんm(_ _)m。