GoF本

先日書いた記事の中で、ITCの情報モデルについて、ちょいと書いた。
その流れで、思いついたのがデザインパターンの話。
オブジェクト指向を手掛けているSEには必読書とも言える、「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン」(通称GoF本)の中には、23のパターンが説明されている。
内容は決して簡単なものとは言えないが、非常に面白く読める。
これらのデザインパターンにしても、先日書いた情報モデルにしても、結局、物事には、あるパターンがあって、現実世界に投影するときに、それらをどう表現していくか、あるいはどう応用していくかってことを考えて行かなければならないんだな。
また、こういったものは、以前も書いたことだが、あるコミュニティーの中の共通言語と成り得る。
やはり、根底に同じ思想があると、非常にコミュニケーションが取り易いのだ。
一方で、ITCのケーススタディでお世話になったインストラクターの方は、研修の中で、よく「守・破・離」ということをおっしゃっていた。
まずは、型を守り、自身で創意工夫し、その工夫を発展させていくことと理解しているが、オイラはまだまだ、型を守るところですね。
早く、「破・離」の域まで進んで行きたいと思っていますが、焦りは禁物。一歩一歩。着実に進んでいこう。
そういえば、はり~は、すでに名前からして、「破離~」?(笑)

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コメント

  1. 老眼のITC より:

    なるほど。破離~さんは、既に中級、上級コースに進んでいるのですな。私は、まだ基本コースの「守」・・と言いたいのだが、実は守るべき型も無い。こういう人は、どうしたらいいのだろうか。

  2. SAKURA より:

    >これらのデザインパターンにしても、先日書いた情報モデルにしても、結局、物事には、あるパターンがあって、現実世界に投影するときに、それらをどう表現していくか、あるいはどう応用していくかってことを考えて行かなければならないんだな。
    ナルホド~。
    私は仕事でチラシやDMなんかをつくる機会もあるのですが、
    上記の内容はとても参考になります。
    そういえばデザイナーの『ヒロポン(ひでぽんに名前似てるね)』も言ってたなぁ。
    【カラーには組み合わせのパターンがあって、その原則を理解した上で色々試してみると幅が広がるよ】って・・・。
    ただやみくもにカラーを組み合わせていくのもオモシロイかもだけど、
    原則を知った上で色んな組み合わせを試していった方が、
    アイディア浮かびそうだよね。
    ありがと~。
    とっても参考になりました!

  3. ひでぽん より:

    TO:老眼のITCさん
     またまた~、そんなことないでしょ?
     ただ、「守」の部分は、身に付いていなければ、身に付けるように努力すれば良いだけだと思いますよ。
    TO:SAKURAさん
     原則がわかっているということは、逆に言えばそれに外れたこともわかるということですよね。
     それは、自分自身の創造性を自己満足ではなく、客観的な視野をもって見るということにもつながると思います。

  4. はり~ より:

    楽天の方へコメントしたんだが…

  5. ひでぽん より:

    TO:はり~
     そうそう「守」が最初っから無いのよ。
     …って、そんなこと無いでしょ(笑)。
     ちなみに、あちこちでトラバ、コメントを受け付けると、訳がわからなくなるので、楽天はトラバ、コメントの受付を停止しちゃいました。ゴメンネ。

  6. @kenjit より:

    gree の方でリンクいただき、ありがとうございます。
    昨年まで、SEしていましたので、GoF に反応してしまいました。
    SE といっても、テクニカルエンジニアなので、OO指向は
    机上の知識しかありません。。
    Microsoft のイベント後の飲み会などで、多くの方と
    OO について話をしたのが懐かしいです。
    昔話をしている場合ではないですね、すいません。

  7. ひでぽん より:

     @kenjitさん、コメントありがとうございました。
     JavaやC++以前からやっていたSEなんかだと、OOについて、やはり馴染めない人がいるみたいですよね。
     以前、社内の人と、そういうOOに馴染めない人に、どうやってその思想を伝えたら良いかなって話をしたことがあります。
     私なんかは、あんなものはセンスだから、わからない人は、どうやってもわからないって言い張ってたんですけどね(笑)。
     まあ、理解できない人でも、GoF本を読めば、多少分った気になれるかもと思えるところが、やっぱり名著なのかもしれませんね。