フラッシュカードの怖い話の巻

 あー、出張(名古屋)から帰ってきました。
 名古屋は暑かった。
 どうせ暑いなら、いっそのことハワイ辺りまで行ってしまいたいものだ。
 んで、今日もメルマガから転載。

 フラッシュカードによる、パターン認知能力の開発方法というのは、アメリカのグレン・ドーマン博士の理論が先駆けだ。
 でも、これは、元々、障害児教育のために作られた教育方法。それを、普通の子に適用して、どれ程の効果を上げるのか…。


 ここに、1冊の面白い本がある。
『金の卵の作り方』0歳児からの立身出世プロジェクト
という本だ。
 子供の才能を開花させる教育法について、色々な視点から書かれてある。
この中に、フラッシュカードによる、パターン法についても、書かれている個所があるのだが、パターン型(フラッシュカードによる教育を受けた子供)と、体験型の発達プロフィールの比較が載っている。
 この比較を見ると、3歳6ヶ月の時点で、情緒性、創造性など、全ての項目において、体験型の子供の方が点数が高いというショッキングな調査報告が出ている。


 ちなみにうちの子。
 パソコンの教材などで、テスト性の高いもの(計算や、英単語を聞いて何と言ったか当てるなど)が好きなのだが、答えを間違うのを非常に嫌う。
 まあ、ソフトによっては、間違うと「ブー」という、大きな音が出るのでビビっているというのもあるのだろうが(うちの子は、ちょっと弱虫だ(^^;))、「これは、いかんぞ」と、りおぱぱは最近思っている。
 そもそも、社会に出て、答えが決まっているものなんて、そうそう無い。
 ルーチンワークしかない仕事に就くなら、それでも良いのだろうが、早期教育を行っているパパ、ママは、子供に一体、何を期待しているのか、もう一度、考えて欲しい。
 別に、早期教育が悪いと言っているわけではない。
 子供を客観的に見つめ、バランスの取れた感覚で、育児をしていただきたいと思うのだ。
 では(^_^)/”


参考資料
特集アスペクト5号 『金の卵の作り方』
ISBN4-89366-650-9

 と、まあ、以前こんなことを書いていたわけですが、実際のところ、うちの子はどうかと言いますと、しばらくカードを見せていなかったら、すっかり忘れてますな(笑)。
 幼児期からカードによる学習を行うのが良いか悪いかは分かりませんが、バーチャルな体験だけではなく、出来る限りリアルな体験もさせておいた方が良いような気はする。
 ちなみに、このメルマガで書いているドーマン博士のことは、オイラが高校時代に読んだ「頭脳がよくなる!」(知的生き方文庫)という本にも出てきていて、この本の中では、ハイハイの効用が書いてありましたな。
 ま、余談ですけど。

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