先日のITC仲間での勉強会で、NLPに関する話をした。
とはいっても、実際には読んだ本をまとめただけの、学校でやるゼミみたいな形式だったけど。
で、オイラが読んでいた本が「心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 」という本。
内容的には、NLPというのがいったいどういうものなのか?といった概要から、その中で使われているテクニックなどについて広く浅く書かれているといった感じがする。
とっつき易くはあるが、物足りないという面も否めない本のように感じた。
ただ、オイラのようにNLPそのものについて、殆ど何も知らないような読者にとっては、本書を土台に置いた上で、個々の部分に対して別のリソースから、より詳細な知識を得ていくという使い方は出来ると思う。
そういった意味で、あくまでも初心者向けの本だとは言える。
ちなみに、今回の勉強会ではオイラがNLPの解説。はり~にはTOCの思考プロセスについて解説してもらった。
オイラにNLPの解説をしろと振ってきたのは、はり~なのだが、オイラが彼に思考プロセスの解説をして欲しいと振ったのには意図があった。
思考プロセスの勉強はオイラも多少はしていたのだが、例えば対立解消図を作るときにどういうインジェクションを入れたらよいのかということが、イマイチ掴み切れていなかったところがあった。
ここで紹介した本を読んだときに、その具体的な方法論をNLPが与えてくれる、あるいはそのきっかけになるのではないかということを感じたので、2つのテーマを同時に勉強会で勉強して、周りの人の意見もぜひ聞いてみたかったのだ。
はり~の資料の中には、オズボーンのチェックリストなども入っていたが、こういった、思考を行うためのツールを、ぜひ、こういう勉強会や、あるいはブログ仲間の中で開発したり情報の共有をしていきたいと思っている今日この頃なのだった。
心の動きが手にとるようにわかるNLP理論 アスカビジネス
コメント
バルタン(V)o\o(V)です。
『心の動きが手にとるようにわかるNLP理論』の
ブックレビューありがとうございます。
小生も買って読んでみたいと思います。
それにしても、いつもながらレベルの高い勉強会ですね。
来阪の際にはぜひ秘訣を教えてください。
バルタンさん、こんばんは。
『心の動きが手にとるようにわかるNLP理論』は、記事の中にも書いたとおり、内容としては浅い本でしたので、本日、別の本を買ってきました。
「マジック オブ NLP」という20年以上前に書かれた本(邦訳は今年の4月になってました)なのですが、ざーっと読んだ感じ、非常に体系立っていて、なおかつ分かり易く書かれています。
こちらについても、そのうちブックレビューを書こうと思います。
勉強会に使った資料も、もう一度、まとめなおしてみようっと。