アフォーダンス

 備忘録として書いておこう…。
 先日から、NLPの本を読んで、勉強会でも発表したりしている。
 NLPの中では、人の知覚過程ではモデリングが使われ、その中には「一般化・省略・歪曲」があると言われているようだ。
 ところで、以前も書いたかもしれないが、オイラは学生時代、情報認識論という怪しげな研究をしていて、ニューラルネットワークを使った研究をしていたのだが、論文に書くような研究とは別に「アフォーダンス」というものに興味を持っていて、多少の勉強をしていた。
 細かいところは記憶が曖昧になっているので、そのうち、また本を読み直してみようと思っているが、概要としては、

『人間は「環境→刺激→脳内処理→情報」という流れで情報を得ているのではなく、情報は環境そのものの中に実在している』

 という、それまでの認識論に真っ向から対立するものだったような気がする。
 当然、NLPとの絡みも研究されているだろうが、ちょっと気になったので、そのうち調べてみよう。
 誰か、詳しい人がいたら、ぜひ教えてください。

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コメント

  1. Harry より:

    複雑系の本にもよく出てくるので知的興味はあるのだが、直観的には当たり前のような気もするね。
    ブツ切りにしないで、関係性や連続性を考えれば、やり取りしているのは単なる刺激ではなくて情報そのものでしょ?
    NLP にもちょっと分析的・還元的なところに違和感を覚えたから、この辺りと絡めるともっと実践的になるかも知れないね。

  2. ひでぽん より:

    TO:はり~
     昨晩、薄っぺらい簡単な本を読み直して、ちょっとだけ思い出した。
     ギブソンの研究ってのは、ゲシュタルト心理から始まっているのだな。はり~の言うとおり、単なる要素の総和で表せない情報が知覚されているってところから問題が提起されているみたい。
     んで、オイラ的興味は、そいつらがどうモデリングされるかだね。
     もうちょっと考えてみよう。