開発工数の見積

「過小見積もりのソフトハウスには発注金額を積み増す」 : IT Pro ニュースより
 上記のページに、「開発工数を小さく見積もるプロジェクト・マネジャが多すぎる」ってことが書いてあったのだが、実際には、今の世の中、見積もった本人も「少なすぎかな?」って思っていることも少なくないのではないかな?とか思ったりする。
 本当に過少見積りしか出来ないのであれば、ちょっと問題なのだが、それよりも目先の仕事を取るために、安易に金額を下げるということもあるのでは・・・(大変まずいことなのだが)。
 オイラも見積をすることがあるが、実は、結構、営業さんとの戦いだったりする。

営業:「そんな高い見積もり出して、仕事取れる訳無いだろ!いくら高い見積出したって、取れなきゃ売上¥0なんだよ!」
オイラ:「そんなこと言ったって、これ以上下げて、取れてしまったら、売上が上がったって、利益はマイナスになるんだよ!」

 ホントにそんなこと言い合って見積しているかどうかは、想像にお任せするが、これからITCとしての仕事をして、ソフトハウスの選定をする側に回った時には、安易に安い見積に乗らずに、全体を見渡した上で、適正な判断を下して行かなければならないなぁと思ったりした。

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コメント

  1. orataki より:

    こんいちは! orataki です。
    営業との問答は全くわれわれの場合にも当てはまります。
    ただ、自分自身で価格交渉やれば、営業の立場も理解できます。
    お客様も結構勉強されています。なぜ、この価格なのかを論理的
    に説明するのは結構、苦労するものです。適正見積をはじき出す
    と同時に、それを論理的に説明する能力が問われていると最近
    感じています。

  2. カスガ より:

    ご無沙汰してます。カスガです。
    ユーザ側から見ると、営業が最初に言ったことと、SEやPMが言う事やる事とには、大きな違いがあったりする例もあります。
    まだ、札幌ですか。昨日の勉強会のご案内をすることを、後で思い出しました。すいません。

  3. ひでぽん より:

    TO:oratakiさん
     お客様も勉強なさっているというのは、全く同感です。
     そして、それを論理的に説明するのが難しいからこそ、我々ITコーディネータのような仕事が必要になってくるのでしょうね。
     頑張らなければ…。
    TO:カスガさん
     営業の言ったことと違うというのは、いつも問題になるところです。
     誤解を恐れずに言えば、お客様の期待値を、うまくコントロールしていくことが必要であり、難しいところでもありますね。
     ちなみに、まだ札幌にいます。
     勉強会の案内を頂いても、忙しくて行けませんでしたのでご安心を(泣)