飛行機の中に、航空会社で出している雑誌が置いてある。
昨日(あ、もう一昨日か)乗ったのはANAだったので「翼の王国」という本なのだが、その中に「機上ビジネスセミナー」という記事が連載されている。
最近は、飛行機に乗っても寝てしまっていたので、殆ど読むことも無かったのだが、今回読んだ記事は、すっきりまとまっていて、ちょっと面白かったので、自分のメモ用としても書いておこう。
記事は、「資産」っていうのは「有形資産」と「無形資産」に分けられるのだが、無形資産こそが超過収益力を生み出す源泉だという話から始まっている。
で、それを個人に当てはめたとき、やはり無形資産が個人の収入の増大をもたらし、有形資産形成の原動力になるということが書いてあった。
無形資産って何かというと、個人の場合でも「ブランド」ということが考えられるのだが、大きく3つに分けて考えることが出来る。
1.属性
2.機能的価値
3.情緒的価値
1.の属性は特定の技術的知恵と言い換えられる。
各種の資格やスキルの保有というのがこれにあたる。
2.の機能的価値は、問題発見力、分析力、問題解決力、決断力、判断力、意思力、組織力などが当て嵌まる。
「教育」では身に付かず、実務経験が必要になってくることである。
3.の情緒的価値は、外面的には態度、姿勢、身だしなみといったことが挙げられるが、本質的には理念、哲学というったものであり、その理念、哲学が顧客に対する信頼力、信用力、安心力となる。
さて、これらを心に留め置いて、また明日から頑張りますか。