最近、自分で作った趣味系SNSにばっかり書いてる。
いかん、現実逃避だ。というわけで、ここにも真面目なことを書こう。
最近、とあるデータウェアハウスというか、正確にはデータマートの切り出しの要件定義作業をやっている。
でも、こうして改めてみると、大手と言われるところでも、分析要件が明確でなかったり、DWHの設計がひどいところは多いですねぇ。
痛いのは、それに気づいている人が、当事者の中にヒジョーに少ないという事実。
まあ、皆が気づいていれば、そんな事態にはならないのだが(笑)。
今まで携わってきた情報系システムの構築で、問題だと思うことは、システム構築に携わっているSIer、ITベンダーがむちゃくちゃな設計をしているということ。しかも、そういうことは少なくない。
お客様がITを知らないのは仕方が無いし、要件が明確でないというのも、ある意味仕方が無いと思っている(だから、コンサルタントがいるのだ)。
しかし、ITベンダーがITっていうか、システム構築を知らないというのは問題でしょう。
ITコーディネータの説明では、よく「ITベンダーは経営を知らない」とか言われているが、経営どころか、技術も知らない。
あ~、これじゃあ、インドや中国に負けるだけだよ。
会社員時代から感じていたが、そんな人って大手ベンダーの方がよく見かける。
割合として多いというわけではなく、そんな社員でも養っておけるという懐の深さとか、そういうことが関係しているのかもしれないが。
ホント、COBOLしか知らないバッチ職人ばっかりじゃ仕方ないでしょう。
知らないなら知らないで、勉強するとか聞くとかしてくれれば良いのにね。