ベンダー・マネジメント

昨日「モラルハザード」って、記事を書いたが、本日読んだ日経コンピュータには、「SI調達かえるベンダー・マネジメント」という特集が組まれていた。
VMOというのは、ベンダー・マネジメント・オフィスの略なのだが、この最大の目的は、投資と効果のバランスを取る事だということで締め括られていた。

自分自身の経験で言うと、SEの能力なんて、人によって100倍も差があるし、また、ある特定の個人だけ見ても、体調や精神的な状態によって大きく生産性は変わるのだ。
だからこそ、プロマネはメンバーのモチベーションを下げないように気をつける必要があるし、同じことは発注側にも言える。
実際の作業に携わる人たちは、金銭的なことだけではなく、プロジェクトの中で自分がどのような役割を果たしているのか実感したいのだ。大きなプロジェクトになるほど全体像が見えなくなってくるが、その中で、メンバーそれぞれの役割を実感させてあげることは、プロマネの大きな役割なのではないだろうか。

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