そして世界は変わった

 昨日、手術を受けたが、実は、LASIKという視力矯正手術だったのでした。

 手術自体は、両目で20分もかからなかったと思う。
 ただ、テレビなんかでは「平気、平気」みたいなことを言う人もいるが、平気じゃねーよ。怖えーよ(泣)。
 手術が終わった後、結構、汗をかいていたのは、手術着の通気性が悪かったからか、怖かったからか(笑)。
 だってさー、目玉切って、その後、焼くんだよ。平気って言う方がどうかしてるって。痛くはないけど。切られたのは感じるよ。見えるし。

 まず、角膜を薄く切って、フラップという蓋をつくるのだが、その時、眼球に圧力をかけて引っ張る。その、圧力がかかるときに目の前が真っ暗になるのだ。ちょうど、貧血とかで倒れるときのような感じ。このまま失明したらどうしようとか思う。
 まあ、2、3秒で見えるようになるのだが、そのあと、角膜がめくられるので、また見えなくなる。今度は、摺りガラスを通してみているような感じ。
 後は、レーザーで角膜を焼いていく。焼かれている間は、当然、体が焼かれる焦げ臭いにおいがする(怖っ)。
 10秒くらいで済む人もいるが、僕の場合、目が凄く悪いので、右目30秒、左目40秒くらいでした。もう、削る余地無いです。手術中は、当然、頭は動かせない。ベルトとかで固定するのかと思っていたのだが、僕が行ったところでは、強い意志の力で、自力で頭を固定していたのでした。ギャフン。
 あ、そうそう。手術が始まる前に、ゴムボールを2個渡されていて、それを手術中握っているのだ。これって、相当、手に力入るってこと?ちなみに、僕は手を握り締めるよりも、歯を食い縛ってました。もう、奥歯無くなるんじゃないかと思うくらいちから入ってたと思う。

 昨年、南海キャンディーズの山ちゃんがレーシックを受けた様子が放映されていて、そのときは、すぐに見えたとか行ってましたが、僕の場合はそんなことはなく、昨日はそんなに見えませんでした。まあ、生活に支障は無かったけどね。麻酔切れてきたら、目薬差すと物凄く染みるし。
 でも、一晩経ったら、よく見えるようになってました。今日、午前中に検査したら、右目0.9、左目1.0、両目だと1.2でした。
 午後になってから、もっと良く見えるようになったので、今はもう少し良いかもしれません。明日、下がるかもしれないけど。

 それにしても、裸眼でこんなに見えるのは小学生の時以来だ。思わず、コンタクトを取りたくなるが、裸眼だと気づく。

 世の中、進んだものだ。
 メガネ、コンタクトと共に、財布の中のお金も無くなった一日だった。

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