Yahoo!ニュース – 社会 – 毎日新聞より
先日の青色発光ダイオードに関する和解ですが、当の中村氏は、
「これだけの発明をして6億円。やっぱり日本は文系社会。個人を重んじず、大企業に『滅私奉公せい』というシステムだ。実力のある理系の人は米国へ来るべきだ」
と言っているようですね。
まあ、実際に記者会見を見た訳じゃないから、何とも言えないんですが、単純にアメリカが良い訳じゃないとも思います。結局は、社員と会社との契約がどうなっているかだからね。
むしろ、日亜の小川社長の
「研究開発者は興味を持って取り組んでおり、技術的成果に楽しみを感じている。単純に金銭に置き換える人はそう多くない」
というコメントの方に、親近感を覚えるのは、オイラだけか?
自分が大学院に行ったのは、単純に興味があったから。
確かに、金銭的評価が自分の研究の評価に繋がるってことは大いにあると思うが、それでも、ただ「面白いから」っていう理由で研究をしている人は、少なくは無いと思う。
良いか悪いかは別にして。
ノーベル賞取った、田中耕一さんなんか、その典型パターンのような気がする。
それにしても、弁護士に「勝てる可能性は0%以下」と言われて和解に応じたというのは、あまりカッコ良くないなと思った。
コメント
こんにちは!oratakiです。
青色LEDの問題のエントリーは先をこされてしまいました。いろいろなブログで取り上げられていますね。
私も、ひでぽんさんと同じ感覚です。あの会見はみっともないし品位がない。カネが目的の発明ならはじめから米国へ行けばいいのです。日本では個人の業績になりにくいことは容易にわかることで、そのへんの常識がないところにも問題ありです。
今となっては発明の評価額が高いか安いかにはあまり興味がありません。世紀の発明とはいえ、あまりに無作法な物言いにはあきれてしまいます。
oratakiさん、コメントどうも。
これを書いた後、ニュースで見ましたが、やっぱりかっこ悪いですね。あれじゃ。
例え負けたとしても、最高裁まで戦うとか言えば、かっこ良かったのに。
ましてや、司法が腐っているなんて、矛先がちょっと違っているような気がします。