会社って誰のもの?その2

 先日の記事 会社って誰のもの?にトラックバックが付けられていた。
 普通に考えると、株式会社は、株主のものってのは、まあ、普通の考え方な訳で、そんなことは、ITCや中小企業診断士をやっていれば、頭にはあるだろう。
 ただ、あの記事で書きたかったのは、会社というのは、金さえ出せば、自分の好き勝手にしても良いモノでは無いということだった。
(自分が株主で、社長で、社員も顧客もひとりもいなければ好きにして良いけど)
 会社なんてのは、法律上、法人格なんて持っているが、実は器に過ぎなくて、株主も社長も社員も、その器を利用しているわけだ。
 経営者にとっては、株主への利益還元というのは、最低限の責任ではあるけれども、会社の目的とは違うでしょ?会社には、理念とかビジョンとかいうものがあって、それを果たすことなく、単に株主への利益還元だけが目的になってしまうと、会社の存在意義そのものが問われることになってくると思う。やっぱり、バランスが重要ですね。
(こんなこと書くと、オイラも「ハナタレ小僧に何がわかるか!」って言われそう(^_^;))
 話は飛んでしまうが、高校生の時、サンリオの社長である辻信太郎氏のことを書いた本を読んで、彼の考え方に対して非常に感銘を受けた。
 最近、たまたま、彼の書いた本(これがサンリオの秘密です。)を読んだのだが、やはり、創業当時の理念みたいなものが揺らいでいないことが読み取れて、ちょっとうれしくなりました。オイラのオススメ本のひとつです。

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コメント

  1. 聞きかじり より:

    やっぱり説明力不足だったようですね。申し訳ない。
    決算期でばたばたしていますので、どのようにお話すれば僕の考えの一端でも理解してもらえるのか、まとまりがついていません。
    時間が経ってしまっては、こちらのブログの趣旨ともずれていきそうなので、今後のトラックバックなどは控えさせていただきますが、自分のブログでは少しずつでも書いていくことにします。
    ありがとうございました。