皆さん、システム開発時のドキュメントって、何のために作ると思います?
それは、「納品」のためなんです。
何を今更、っていう人たちもいると思いますが(笑)。
ホントは、設計時のコミュニケーションを円滑にしたり、メンテナンスのために必要だと思うんですけどね。
どーでもいい細かなフォントや、図の描き方にこだわるプロジェクトが多すぎます。
おまけに、未だに多く使われているのがExcel&Wordでドキュメントを作るというもの。
それが、便利ならそれでも良いんですけどね。変な見掛けだけのフォーマットを作って、それに合わせて作れなんていうお達しが出るものだから、ホントにドキュメントを作成(フォーマット合わせ)する工数だけでもバカになりません。
ひどいところになると、UMLのドキュメントやER図まで、Excelの作図機能を使って作成しようとしています。
5年ほど前にも、そういうプロジェクトに途中参加で入れられて、状況に目を点にさせられたことがあります。
ちなみに、そのときはUMLを使っていたのですが、Rational Roseそ即行で買ってもらいました。
いくら便利なツールが世の中に出てきても、それを仕事に活かそうとしないプロジェクトが多いっていうのは何故なんでしょうね?
ITCやってて、中小企業に対して「ITと経営の橋渡し」なんて御大層なことを言っていても、「じゃあ、おたくの会社はどうなの?」って言われたら、うつむいちゃいますね、これでは(笑)。
コメント
こんにちは。最近、あるソフト会社が立派なドキュメントを作ってきたので「このドキュメントって何のために作るんですか?」って聞いたのです。
その答えは・・何と「税務調査のため」ということでした。素晴らしい。初めて耳にする答えでした。(笑)
今コメントしてて思ったのですが、ドキュメントが税務調査のために存在するのなら、このドキュメントこそ「ITと経営の橋渡し」かも?
ウチはexcelで作っているなあ。一応、標準化されているみたいだけど、問題があるとは聞いていない。金太郎君が多いのかもしれないけど。。
TO:老眼のITCさん
そう考えると、色々な答えが出てきそうですね。
ISO認証のためとか。
TO:oratakiさん
標準化されている場合は、それ程問題は出てこないかもしれませんね。慣れてくるし。
私としては、変なセルの結合とか、ヘッダのところに無意味に図形オブジェクトが入っていたりとかが一番困りますね。
(ページを手で振らなければならないようなフォーマットとか)
でも、やはり図をExcelでっていうのが、一番大変ですね。
個人的には、殆どVisioで作って、貼り付けちゃってます。