一本の線

 家の近所に狭い交差点があるのだが、以前はあまり車の往来も無かったのか、横断歩道なども無かった。
 ところが、今、オイラが住んでいるマンションが出来た頃から、近くに住宅などもたくさん建ち始め、朝などは、結構、車の往来が激しくなり、変な渋滞が起こることも多くなっていた。
 小学生なども通るからということで、横断歩道が出来たが、それ以来、車の流れも以前よりはスムーズになっている気がする。
 単に道路に線が引かれただけなのにね。
 別に信号などによって、交通の整理がされているわけでもない。
 ドライバー一人一人に、気づきを与えることが出来たということだろうか?
 中学生くらいの幾何の問題でもそうだよね。
 たった一本の補助線によって、全体の構造が見えてくることがある。
 コンサルやるなら、あーだこーだと一から十まで言うのではなく、一つの適切なヒントによって、クライアントに気づきを与えるようなコンサルティングをしたいなぁ・・・。

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コメント

  1. orataki より:

    こんにちは!oratakiです。
    いい言葉をいただきました。補助線思考。これで新しいコンサルの切り口開いていこうと思います。

  2. ひでぽん より:

     oratakiさん、こんにちは。
     思いがけず良い言葉を言ってしまったようです(笑)。
     以前、あるコンサルタントに「コンサルタントならではの視点をクライアントに与える」と言うようなことを聞いたことがあります。
     その視点が記事に書いたような補助線でありたいですね。

  3. いのっち より:

    ひでぽんさん
    いのっちです。
    お久しぶりです。
    気づきを提供し、主体的に取り組んでもらえる
    ように促していく。
    コンサルの理想ですよね。
    僕もそうなれるようもっと腕を磨かなければ。

  4. ひでぽん より:

    いのっちさん、お久しぶりです。
    お互いに頑張りましょうね!