数字表の謎の巻

 あー、仙台に戻ってきたというのに、やはり休日出勤の今日この頃。皆様、如何お過ごしでしょうか?
 髭に関するアホ話ばかり書いているのも何なので、久々にメルマガから転載。

 平仮名や、数字、アルファベット、九九など、世の中には、色々な表がある。今回は、その表の疑問。


 うちには、ペタペタと、色々な表が貼ってある。前よりは減ったけど。
 その中で、数字の1から100までが書いてある表があった。
 うちにあるものじゃなくても、大体、世の中に出回っているものは



12345678910
11121314151617181920
21222324252627282930
31323334353637383940
41424344454647484950
51525354555657585960
61626364656667686970
71727374757677787980
81828384858687888990
919293949596979899100

という形をしている。
でも、りおぱぱの考えでは(りおぱぱは、中学、高校数学の教員免許を持っています)、理想的な数字表というのは

0123456789
10111213141516171819
20212223242526272829
30313233343536373839
40414243444546474849
50515253545556575859
60616263646566676869
70717273747576777879
80818283848586878889
90919293949596979899

という形なのだ。
 巷に出回っている数字表の形では、桁上がりの概念がうまく学べない。
それはちょうど、昔の算盤(下に玉が5つあるやつね)と同じ感覚だ。
 早期教育と言えば、すぐに右脳がどうのとかウンチクをたれる輩が多い割には、こんな基本的なところが改善されないのは、どういうわけだろうと思う。ホントに、教育研究してんのかいな?


 数学なんて、ホントにイメージ、直観の世界だ。
 そういう意味で(もし、子供の数学感覚を伸ばしてやりたいと思うのならば)、右脳教育というのは正しい。
 でも、それには、感動を教えてあげよう。
 1列目と2列目は何が違うのか?
 それに気づいたとき、子供は成長する。
 教材は、奥が深いものを選んであげよう。
 ただ、与えられたものをこなしていくだけではまずい。そうならないためには、親自身、教材の中身を良く考えなければね(^_-)。

 ま、右脳だ左脳だと、もっともらしい事を言っていても、実際にはノーミソなんて左右別々に動いているわけじゃないんだから、バランスの取れた発育が必要ってことだな。
 それにしても、「右脳○○」って本は減らないねぇ。
 人間の脳なんて、そんなに単純じゃないってーの(笑)。

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