差別の助長とその対策

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先日、つるの剛士さんのツイートに変な人達が噛み付き炎上した。

元のツイートはこちら

つるのさんの畑で育てていたパクチーが盗まれ、犯人を捕まえたら「日本語わからない」の一点張りだったというもの。

それに対して、米山隆一という、なんかやらかして辞めた元新潟県の知事が噛み付いた。

いきなりパクチー泥棒と豚泥棒を結びつけて、意味がわからないのだが、更に「日本語わからない」と言っていたという事実が、外国人の犯罪示唆という謎のツイートをしている。

その他にも

などなど。

どれも謎発言で、自分からすると全く意味不明なのだが、これらに連なる数々のレスなどを見ると、つるのさんのツイートから「外国人差別を助長することはない」とは言い切れないのだろう。
だって、つるの発言を批判している人たちは、そこから外国人=犯罪者だっていうことを連想しているんだからw。
つまり「差別だー!差別だー!」って連呼している彼らこそが本当は心の奥底で差別意識を持っているということに他ならない。

こういう「同一属性を持つものは同一の行動を起こすはず」という短絡的で浅はかな考えを持っている人は実は少なくない。

スピにはまっていく人たちの多くも

「○○だから(見たからとか聞いたから、とか、たまたま同じタイミングで起きたからとか)、▲▲は本物!奇跡!」

みたいな感じで、本当は一緒にして考えてはいけないものの繋がりを「勝手に」見つけて詐欺師のカモになっていく。

つるの氏の発言に戻ると、本来やるべきことは

「外国人差別を助長するから『日本語わからない』って言ってたなんて書き込むな」

ではなく、その言葉によって全く関係無い外国人に対して斜め上の思考から差別行為を行っている人たちに対して

「彼らが犯罪を犯しているわけじゃないんだから、無用な差別をするな!」

と諌めることなのだ。

こんな当たり前のことが、(自覚の無い)差別主義者にはわからないのか。

無意味な差別というのは、いつもこのような個別に考えなければならない属性を一括にするところから生まれる。

つるの氏の発言を批判している人たちは「自分は差別主義者じゃない」と思っているかもしれないが、まずはそのような短絡的な自分の思考から見直してみてはどうか。

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