日大アメフト部の部員がやらかしましたね。
大麻及び覚醒剤の所持で逮捕された事件で、それは法に則って粛々と処分していただければ良いと思うのですが、気になるのはその後の大学及び関東アメフト連盟の対応です。
大学側は、部員の逮捕を受けて発表していた部の無期限活動停止処分を解除する一方で、関東学生アメリカンフットボール連盟は、日本大学のリーグ戦への出場資格を当面停止するという発表がありました。
賛否両論あると思いますが、個人的には「連帯責任」というのが嫌いなので、連盟側の判断というのは正直納得行かないところがありますし、そう思っている部員も実際のところは結構いるのではないでしょうか?
もちろん、部活動自体がそのような薬物使用の温床になっているという疑惑があり、その証拠を連盟側が持っている、あるいはどこかから通報があったというのであれば、大学側はそれに関する調査をする責任があると思います。
一方で
「そうなんじゃないの?」
っていう疑惑だけで、潔白を証明しろなんていうことは悪魔の証明そのものですし、逆に、疑惑の根拠となる客観的証拠が突きつけられたのであれば、反論するのは大学側の責任です。
それとも「部員に聞き取り調査をしたけれども『知りません』って言ってました」
くらいの形式的調査で皆さん、納得するんですかね?
そうでなければ、罪を犯した部員を排除すれば、その他の部員で作った新しいチームに責任は無いと考えるのが筋のような気がします。アメフト部に入ったことで罪を犯しましたという因果関係が証明できるなら別だけど。
古舘伊知郎氏は個人的には嫌いなのだが、この意見に関しては全面的に賛同する。
ところで、上記の通り、個人的には「連帯責任」という考え方が嫌いなのだが、実際の日本社会を見ると、連帯責任のように主語を大きく語る人が多く、誰かが何かをやらかすと、それと同じカテゴリに属する人が同じような目で見られることは非常に多い。
先の例で言えば「日大アメフト部員だから」みたいな見られ方をするということです。
以前、以下のようなブログを書きました。
どこかの会社の社員が何か犯罪を犯せば、それを面白おかしく報道されますし、公務員なんかでもそうですね。
ニュース報道などでも「〇〇社の社員が」とか「○○省の職員が」などと、その犯罪とは全く関係ない情報まで報道されることがザラにあります。
同じようなことは、保有している資格などでも同じです。
一部の医者や弁護士が何かやらかすと、「医者なんか信用できない」とか「弁護士でも使えない」などという評価をする人も出てきます。
本来は、その資格にどこまでの期待をしているかということにも関係するのですが、少なくとも免許や資格に関して言えば、一定のスキルや知識を持っているということが保証されているということなので、それができていなければ問題だということなので、そのような免許や資格を持っている人たちは、その資格を使うということに対する責任も発生するということになります。
僕も、ある資格を使って仕事をしていますが、自分自身の仕事に対する責任、クライアントに対する責任だけではなく、上に書いたように「同じカテゴリに属している人たち」に対する責任もあると考えて仕事をしています。
逆に言うと、自分がそれまでに、どれだけ信用を積み重ねて来たとしても、自分とは直接関係ない人が、その資格を名乗って何か不誠実な仕事をしたとしたら、それだけで自分の積み上げてきた信用が毀損されるということです。
ましてや、本当はそんな資格や実績を持っているわけでもないのに「持っている」と嘘をつき、しかもおかしなことをしている人というのは自分が周りにどれだけ迷惑をかけているのか自覚をした方が良い。
そもそも、自分の実力だけで仕事が取れる自信があるのなら、経歴詐称などする必要も無く、単に他の人の実績や信用に対して努力もせずにフリーライダーとして乗っかっているだけですよね。
以前、書いた記事で紹介した某ライターさん。
恐らく、反論することも虚偽を認めることもできずに黙り込んでしまうんだろうと想像していましたが、予想通りでした。
ところがこっちが放置しておいてあげたら、こんなこと言い出した。
沈黙は金、とはこの事だろうな
相手にしてたらキリがないけど「反論しなかったら〇〇と認めます」とか書き込んでる人、それ単純に相手にされてないって考えないのかな?
まぁそんな思考になるならSNSでイキらないか(笑)
今日も平和だついったらんど https://t.co/k54z2ZKQpz— 岩田 武 (@CsRe_Public) August 11, 2023
自分に都合の悪い指摘を「誹謗中傷」としか受け取れないのだろう。
単に「都合が悪いから答えられない」のを「相手にしていない」と脳内変換しているのには呆れる他ない。
上に書いたように悪魔の証明を求めているわけでも無く、自分で公表している実績のエビデンスが出せない方がおかしいっていうことすら理解できないほど頭が悪いんでしょうかね?
あと「沈黙は金」の使い方間違ってるよ。
沈黙は金っていうのは、あなたがよくイキり倒している
「年内に法人化をめざす」とか、「来年は1千万目指すかな~」とか「3月初旬にプレスリリース出す予定」 とか、それこそ「中小企業診断士の資格を持っている」とか「世の中を変える特許を取得した」とか「高校生の時に大手出版社で小説の新人賞を取った」みたいなことを言わないことだと思いますけどね。
早々に確定申告の準備。
とはいえ領収書と収支をデータ化して送るだけでいいんだけどさ、収入が上がってることに気づく。助成金受けようかなとか思ってたけど、こりゃ無理だわ。
来年は1千万目指すかな~と振り返りながら思う。— 岩田 武 (@CsRe_Public) December 15, 2021
あら、そうなんですね。
犬山の城下町でeスポーツカフェを運営、マチナカのコンテンツを作り込もうかと画策してます。
ほぼ決まりで3月初旬にプレスリリース出す予定です。— 犬山さんぽ@犬山市のコト、モノ、ヒトを書いてます。 (@InuyamaSannpo) January 21, 2023
まあ、少なくとも自分が発表している実績が嘘じゃないのであれば、エビデンスを提示するというのは社会人として最低限の責任だと思いますけどね。
noteで発表していてくれていた、新人賞を取ったという「さよなら、きっこ」もいつの間にか削除されてますし。そういう新人賞取った作品の版権とか公衆送信権って出版社側に譲渡することが多いと思うから出版社に叱られたの?(そんなわけないと思いますがw)。序章と第1章だけしか読めなくて残念w
あ、ちなみに僕も岩田先生を見倣って、放置していたnoteに小説を書き始めました。
短編ばかりですけど、「きっこ」と違ってきちんと完結させているものも多いので、時間があったら読んでねw