界隈で流行っている（笑）らしい「自分ビジネス」
何だかよくわからないので、改めて調べてみると
…よくわからん（笑）。
一応、説明してるのはここなんですかね？（魚拓）
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【魚拓】自分ビジネスって何？ | 八木さやオフィシャルブログ「誰でもできる楽園レシピ」Powered by Ameba
https://ameblo.jp:443/atelier-ringo/entry-12435723748.html – 2020年1月5日 10:28 – ウェブ魚拓
ポイントはここかなと思う。
自分という資材、財産を
思う存分に使ってますか？？？実は、
あなたじゃなきゃ
ダメなことって
いっぱいあるんだよね。例え、
同じ商品、同じサービス、
同じ分野のことでも、あなたの話を聞きたくて、
あなたが売ってる商品を買いたくて、
あなたがつくった物を買いたくて、
あなたに触れられたい人っていーーーーっぱいいるのよね。
あと、Twitterなどでもお世話になっている黒猫ドラネコさんの書いたコラムにもちょっと書いてた。
スピリチュアル界を騒がせた、子宮委員長の今――「八木さや」改名後も”信者ビジネス”を続けている実態
【連載】スピリチュアルウォッチャー・黒猫ドラネコの”教祖様”注意報 …
要するに、
自分自身の価値を商品として売っていきましょう
ということで、ぶっちゃけビジネスの方法としては、そんなに目新しいものではないだろう。
以前、よく耳にした「キラキラ起業女子」とちょっと違うのは、無理してキラキラした自分を装わなくても、等身大の自分を自己開示することがビジネス的成功に繋がると煽っているところか。
- 誰でもできる
- あなただけの価値がある
と伝えることは、一見、愛に溢れ、優しさに満ちた言葉のように見える。
楽してお金を稼ぎたいという人は多いしね。
でも、一歩間違うと、これ程、残酷で無責任な煽り方も無いと思う
Twitterで流れてきた、自分ビジネスの現状。
稼げなくて自分ビジネスコンサルを自分ビジネスにしてる人からコンサル受ける予定がお金が締め切りまでに集まらず断念したと書いてあった。
元のブログを見ると
メールのやり取りをすると涙が止まらなくなる
と書いてある。
自分ビジネスのコンサルには、
「それは、武者震いだよ！大丈夫だよ！」
と言われたとも書いてあったが、何て無責任な言葉だろうと思う。
上に何故「残酷で無責任な煽り方」と書いたか？
このように無責任な自己啓発や偽スピリチュアル、エセカウンセラーに嵌っていく人の多くは、自己肯定感が低く、それでいて（それだからこそ？）周りからの承認欲求が高い人なのだと思う。
そういったものに嵌っていくこと自体は褒められることではないし、自己責任の世界だとしても、救いを求めている人が多いのは事実なのだろう。
「キラキラ起業女子」の場合は、たとえそれが偽りの自分で無理をしていたとしても、表面的なものに憧れ、称賛してくれる人が出てくるかもしれない。
そして、そのような努力すらしたくない人たちは、結局はそこから離れていくだろうし、多少なりとも称賛してくれる人がいれば、自分自身の肯定にも繋がっていくかもしれない（たとえそれが勘違いだったとしても）。
ところが、ありのままの自分を開示することがビジネスに繋がるというような煽りの場合はどうなるだろうか？
人は何に対して対価を支払うか？
当然、価値を見いだせなければ欲しいとは思わないし、お金を払おうとも思わない
- どこにも売っていないようなもの、情報
- 誰も知らなかった情報
- どうしたら、そのような人生が送れるのか？
- どうしたら、このような人になれるのか？
そういったものにお金を支払う。
どこにでもあるような平凡なものにお金を払おうと思わないし、いつでも手に入るようなものにお金を払おうとは思わない
ましてや
こんな人にはなりたくない
こういう生活、こういう人生を送らなくて済んで良かった
というような人の人生情報や商品情報にお金を払おうとは思わないのだ。
ところが「自分ビジネス」などという甘言に惑わされ、需要も無いような自己開示を実行した上に、それが全く認められなかったとしたらどうだろうか？
元々、低かった自己肯定感がボロボロにされていくだけである。
自分自身が持つ資産を素材として、それを需要のある商材にまで高めていく努力をし、そのようなコンサルティングをしているのであれば、まだ理解できるが、どうもそうでもないらしい。
以前も紹介したのですが、武田鉄矢が出ていた「刑事の現場２」というドラマの中で、刑事が自分の不幸な生い立ちを訥々と語る通り魔事件の犯人に向かっていうセリフに、このようなものがあります。
「みんな自分の人生背負って精一杯忙しいんだよ!
お前の人生に、その退屈な人生に付き合ってる暇は。ねぇんだよ!」
あなたの人生に興味を持ち、あなた自身に価値を見出してくれるのは、どのような人たちでしょうか？
あなたは、誰に対して自分自身の価値を提供したいのでしょう？
本気で自分の人生を考えるのであれば、どこから学び、自分自身は何をする覚悟があるのか、きちんと考えた方が良い。
というか、一回、お客さんの立場になって、自分が顧客なら自分が売ろうとしているものを買おうと思うかどうか考えてみることから始めるべき。
それすらしていないようにしか見えない。
頼るべきところは、探せばたくさんある。
本当に人生を何とかしたいなら、相談くらいには乗りますよw。
