連日、心屋仁之助氏のことを書くのもどうかと思うのですが、色々と感じることも多いので記録の意味を含めて書いておこうと思います。
昨年末の爆弾投下から、自分の語ることが理解されないという流れに繋げたいのか、今度はこのような記事をUPしていました。
一昨年の夏でしたか。
「叩かれるために生まれてきた娘」
という発言により、ネット炎上したのは。
今回の記事で
「炎上させられた」
とか書いてるんですけど、どこまで行っても被害者意識全開なんですね…。
まあ、
ま・・・・・いま読めば
知らない人からすると
確かにひでぇことは言ってるなと思う(笑)
炎上もやむなし、だね(笑)
言い方考えろよと思う。
とか書いて、一見、反省を装っている風ではありますが、実のところはそうでもない。
本当の意味での解決のために
とか言っちゃってるしね。
その後、この相談をくれた人から連絡が来たということが書いてあり、
私たち親子は、
以前とは比べ物にならないほど、それはそれは
幸せで穏やかで笑顔溢れる日々を送っています。
という報告があったことを紹介しています。
これ読んだら
当時叩いてた人は
どう思うんだろうな。
という彼の問いかけに対しては
「良かったね!」
というだけですね。
というか、やはり彼は問題の本質に気づいていない。
炎上したということは、彼の過激な言葉に対し「子供虐待の肯定だ!けしからん!」という短絡的な思いで心屋批判をした人も当然いるでしょう。
(もちろん、それはそれで問題発言だったと思います)
でも、問題の本質は、実はそこではありません。
この件に関しては、一昨年、心屋信者の人と意見交換した際にも、まさに同じことを言っています。
心屋氏のこの言動を肯定する心屋信者は、
「叩かないほうがいいのは皆わかっている。でもダメだと言うだけでは、悩む親も子も救えない。」
という言葉で、彼の言葉を受け入れます。
そして、今回、心屋仁之助氏が自身でブログに紹介したように、結果として虐待がなくなったということだけにフォーカスします。
細かいやり取りに関しては、Togetterのまとめ(https://togetter.com/li/1297896)を読んで頂くと良いと思いますが、一言でまとめると心屋氏、及びその信者は
「結果オーライ」
を良しとしています。
しかし、問題の本質は
悩む親の数だけ答えがあるというのはその通りです。
百万歩譲って、この親に対してはこのような回答が有効だったかもしれない。であれば、それはクローズな場でのアドバイスに留めるべきであって誰でも見られる公的な場でそのようなことを言うべきではありません。— 本田秀行 NBIコンサルティング株式会社 (@itchidepon) December 10, 2018
というところです。
医師が治療のために、場合によっては劇物・麻薬等を使用するように、場合によっては過激な言葉によるカウンセリングが有効な場合もあるでしょう。しかし、それはあくまでも閉じられた場で行われるべきで、見ている者に誤解を生じさせるような開かれた場で行われるようなものではありません。
(そして、本来、カウンセリングというのはそういうものです)
そのような劇薬を使うことで、たまたま「結果オーライ」になったからといって、それが正解のようなドヤ顔をされても困りますし、それを公開することによる危険性について、理解されていないんだろうなぁ…と思います。
以前の記事でも引用しましたが、
大人になるということは「自分の言動の影響を正しく把握できるようになる」ということです。
オープンな場で情報を発し、活動すれば、当然、その影響範囲は広がります。
その意識が彼にはあるのでしょうか?
僕はよく、インターネットの世界を、マジックミラーに喩えます。
自分からは、自分を見ている人が見えなくても、自分の言動は丸見えになっているということです。
いくら自分が、目の前にいる人だけに言葉を発していると思っていても、インターネット上で言葉を発するということは、それを自分のこととして捉えてしまう人がたくさんいるのです。
繰り返しになりますが、問題の本質はそこです。
過激な物言いが誤解された
と、心屋氏は、自分の身に降り掛かった不幸を嘆く前に、自分の言動の影響を考えた方が良い。
信者様は、心屋氏がブログやPodcastで発信してくれる情報を「流れ弾」として理解し、その恩恵に預かったという言い方をしますが、その流れ弾は、罪の無い人を傷つける流れ弾になる可能性も多々あるわけです。
銀行強盗の人質に取られたときに、マシンガンで犯人を狙撃するようなもの。
「たまたま」犯人に捕まっていた人質は助かるかもしれませんが、マシンガンの犠牲になってしまう人も多い(むしろ、その方が多い)。
それを
「どや!この人質は助かった、ありがとう~と言ってるやんか!銀行強盗に人質が取られているときはマシンガンで狙撃や!」
とか言われても…って感じです。
もちろん、心屋氏自身は、
「他にたくさん人質がいるときにマシンガンなんか使うわけないやろ!ボケ!」
と言うかもしれませんし、実際、心屋氏自身はきちんと状況に応じた対応ができるのかもしれません(知らんけどw)。
しかし、マシンガンを撃った状況を見ている人は、それを理解しない可能性も高いわけです。
しかも、そういう人が、いつでもマシンガンを撃てる権限を持っていたとしたら、同じ状況でどうするでしょう?
公の場で、過激な手段を取るというのはそういうことです。
使用には細心の注意を払う必要がありますし、使い方の説明も丁寧にする必要がある。
心屋氏がやっているのは、自分が理解しているかどうかは知りませんが(多分、理解していない)、劇薬や麻薬、あるいは危険な銃火器を
「これを使えば、簡単に問題解決できるんやでー」
と配って回っているようなものです。
要するに、本来やらなければならない「使い方の説明」をしていない。
そのあたり、彼のやり方は実に「雑」と言えるでしょう。
もう少し、彼のやっていることの何が問題かということについて考え直して欲しいなぁと思います。
そういえば、心屋さん。
引いたおみくじが「凶」だったようですね。
ドンマイですw
そんな心屋さんに、僕の大好きなこの曲を贈りたいと思います。聞いてください。
怒髪天の「ドンマイ・ビート」です。
男はデッカく
デッカく生きようゼ~