人の言葉に自分自身を映し出す

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twitterとかFacebookとかで、いろいろなことを呟くのですが、結構、内容をぼかして書くことが多いので、時々、思いがけない人から思いがけないコメントをもらうことがあります。

それを見ると

「ああ、人間は自分の見たいように世の中を見るのだなぁ…。」

と感じます。

と、同時にシチュエーションが変わったとしても、人間は同じような行動パターンを持ち、同じように愚かな行動をするものなのだなという気もします。

だからこそ、相手の言葉や行動がどのような意図を持っているか、しっかりと見極める必要があるし、逆に相手に自分の意図を伝えるように努力する必要があるのだと思います。
勝手に相手の言葉に腹を立てたり、悲しんだりするのは無駄なことだと思いますし、それで自分のストレスを増やす必要は無いと思います。
(自分自身の気付きとして、反省材料とするのは良いと思いますが…)

僕は、某心理カウンセラーっぽい、今はソングライターandシンガーてきなことに職替えしたと言っている人の関連で、コミュニケーションの重要性について、いろいろとブログの中で書いてきましたが、社会の中で生きていく以上、他者とのコミュニケーションは避けて通れないものです。

根本的な心構えとして、自分の視点だけではなく、相手の視点、そして第三者的な視点から物事を見るということを念頭に置く必要があるのですが、ちょっとコンサルっぽく(笑)、コミュニケーションのフレームワークの一つとしてPRAMというものを紹介しておきます。

PRAMというのは

  • Planning … 計画
  • Relationship … 関係づくり
  • Agreement … 合意
  • Maintenance … 関係維持

の頭文字を取ったものです。

Plannnigは、自分のゴールと相手のゴールを整理、明確化し、その間のギャップをどのように埋めていくかについて考えます。

Relationshipは、相手との価値観や考え方、世界観の共有化を計ることで信頼関係を高め、関係の形成を図っていきます。

Agreementでは、不一致領域での合意形成を図るため、対話の内容だけではなく、そのプロセスを明示し、解決に向けて論理的な道筋を提示します。

そして合意した内容を確認し、構築した関係性を維持していくのがMaintenanceです。

少なくとも、相手の言わんとすることを知ろうとしない、単なる持論の押し付けだけではコミュニケーションは成り立ちません。

常に視点を移動させつつ、広い視野、高い視座で物事を見るようにしたいものだと思います。

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色眼鏡

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