超忙しくて(年度末進行なので今もですが)、暫くブログから遠ざかっていました。
twitterは、定期的に覗いているのですが、この前、黒猫ドラネコさんと心屋仁之助さんが、直接やり取りしていたようです。
きっかけは心屋氏のこの記事に対して、黒猫ドラネコさんが「せめて交通費はだしてあげてよ」とつぶやいたことっぽい。
心屋のコレすごいな。せめて交通費はだしてあげてよ…… pic.twitter.com/ebp2Gcujtk
— 黒猫ドラネコ (@kurodoraneko15) February 18, 2020
この黒猫ドラネコさんのつぶやきに対して、僕は
「それでもいいよというかた募集です」と書いていて、本人がいいよと応募してるんだから別に良いじゃん!と思っているのでは?
と返したのですが、黒猫ドラネコさんと心屋氏のやりとりの後に書かれた心屋氏のブログには、予想通りそのように書かれていました。
どっちにしても
写真撮影はお前に関係あらへんやろが!!!!
「それでもええ」というひとしか
申し込んでこんのや
ひとのこと勝手に可哀想扱いすんなや!!!
好きでやっとることを「働かせて」とか、ホンマ頭悪いんか!!!!
なんでおのれに指示されなあかん!!!!
とファビョり出した。
まあ、これについては、実は個人的には心屋氏の言っていることも理解できなくはない。
(やっていることを推奨するわけではなく、これについては応募者側も「一応は」理解した上で申し込むのだから、あとは自己責任の範囲で勝手にやってくださいって意味で)
本人に確認したわけではないので多分としか言いようが無いが、募集にも心屋氏なりの気遣いは一応は見られる。
まず第一に
現在プロとして活躍されている方も
ノーギャラなので少し申し訳ないので「最強のアマチュアカメラマン」募集です(*´Д`)
と書いてあるところ。
「一応」は、ノーギャラというところを気にはしているっぽく、プロに頼むというのは気が引けたらしい(笑)。
恐らくは、彼のルールの中ではプロにはギャラを支払うべきというものがあるらしいと想像はできます。
ちなみに、本来は受けたサービスに応じた対価を支払うべきであって、プロ(それを生業にしている人)だから払うべき、そうでないから払わなくても良いということではないと僕自身は思っています。そういう意味では、僕自身はアマチュアとはいえ、交通費くらいとはいわず、きちんとギャラを支払うべきと思っています。
次に注意事項の中に
・写真にご自身のクレジットを是非入れてください
と書いてあるところ。「彼なりに」ボランティアをしてくれた「最強のアマチュアカメラマン」に対して、今後、実績として使えるようにという気遣いは見える(どこまで実績になるのか、あるいは無料で仕事を引き受けちゃうという黒歴史になるのかは知りませんが)。
正直なところ、どのくらいの予算が取れるかは別として、僕はきちんとギャラを設定した方が良いと思うし、それによって心屋氏が損をすることなんて殆ど無いんだから、やり方が上手くないなぁと思う。
このイベントでどのくらいの利益を見込んでいるかは知らないが、カメラマンに支払うギャラなんて普通に経費として認められるので、利益がその分減ると言っても微々たるものだろう。心屋氏が、一円でも多く儲けたいという我利我利亡者なのであれば必要経費さえもケチるのだろうが。
我々がイベントを開催する時も、予算の都合でいろいろと思い通り行かないことは日常茶飯事だが、その時は、当然のことながら何らかの工夫をすることになる。
例えば、写真撮影に関して外部のカメラマンを雇う予算が捻出できなければ、内部要員にお願いすることになるのが普通だし、もし、自分が今回の心屋氏の立場だったら、まずはそこから考えるだろうと思う。
また、本当に予算が無いのであれば、自分だったら、例えば
「ワシのライヴのフォトコンテストを開催します!皆の自慢のカメラでワシのベストショットをドンドン撮影して送ってくれ!そこからベストな10枚をワシが選んで発表しちゃうよ!」
くらいの仕掛けを打つと思う。バックヤードでの撮影やステージ上でのバックショットなどは撮りづらいが、そこは予算がない中での割り切りか、さらに仕掛けを打つだろう。募集内容だと当日中に10枚くれと言ってるけど、そういうところが予算の無い(取りたくない?)中での工夫と妥協になるでしょう。
全然、写真が集まらないというリスクはあるけれども、それはボランティア募集という時点で同じようにリスクはあるんだから、どっちでも同じだと思う。
さて…、
元々、心屋氏を含めたこの手の界隈に批判的な黒猫ドラネコさんと心屋氏のやったことについてのやり取りに関する舌戦だったから注目されているだけであって、実は世の中のいろいろなところでよく見られる問題です。
いわゆる「やり甲斐詐欺」的な問題。
心屋氏が言ってるように
好きでやっとることを「働かせて」とか、ホンマ頭悪いんか!!!!
というのが、この手の問題を仕掛けてくる側の論理。
まあ、心屋氏なんかは、元々、ボランティアと言っているわけだし、この経験が後々役に立つなんていうことを仄めかしているわけでもないので、全然可愛いものである。
クリエイターやアーティストに対して無償で仕事を依頼することの暴力性について心屋氏自身は全く理解していないようですが…(笑)
→ それでもこれからは、ソングライター&シンガーてきなことをしていくらしいですけど(笑)
公的な団体からも似たような依頼ってありますよ。
・参加者は最低50人集めろ
・テキスト作成、講師への謝金、会場費は出してやる
・イベントの運営費(スタッフへの謝金等)は費用に入りません
・開催費の上限は10万円です
「さあ、やってくれる団体募集です!」
みたいな(笑)。もちろん、10万円で受けて8万円で何とか開催して2万円の利益なんていうことではありません。8万円で開催したら8万円しかもらえません。
向こうからしたら「元々、そっちでも開催するつもりなんでしょ?補助『してやる』からこっちの条件飲め」みたいな上から目線なのかもしれません。
ところで心屋氏の発言全般に言えることなのですが、ギャラいらないとか言うのって、本来はギャラを払う方ではなく「もらう方」なんですよね。それを払うほうが言っちゃうから批判する人が出てくる。
彼の書いた「★告白②」という記事の冒頭で彼が愚痴っているが、彼が認定講師に対して支払っていたコストを、今後、みんなで分担する制度を提案したところ「蜘蛛の子を散らすように たくさんの人が去って行った」らしいです。
(本当にそれが原因だったかどうかは知らない)
それに対して彼は
「ふざけんな!!!!!!!」
と(笑)。
彼自身、それがお門違いだということはわかっていると言いながら。
結局、何が彼の怒りを生んでいるかと言えば、上に書いたように「いらない」と言えるのが「もらう方(認定講師)」ではなく、本当は「払う方(心屋氏)」だったことに、今更ながら気づいたということでしょう。
要するに、認定講師側が自分で払うべきコストを心屋氏が(勝手に)払っていたことに対して認定講師は「いりません」と言うべきだったところを何食わぬ顔でもらっていた(あるいはもらっている自覚が無かった)。
それに対して心屋氏が
「あれ?これってちょっとおかしいんじゃないか?」
と気づき、それを現実世界に落とし込んだ時に怒りが生まれたっていうだけの、ごく当たり前の話。
(ちなみにその後書いた記事で、本音は「寂しいやんけー」だ、と言い訳してますがw)
彼が批判されていることは、このパターンにかなり当て嵌まります。
「迷惑かけてもいい」って言えるのは、迷惑をかけられた側。かける側じゃない。
「借金を返さなくてもいい」って言えるのは、貸した側。借りた側じゃない。
「子供を叩いていい」って言える人は…、通常はいないでしょう。
強いて言えば、何かその子の身の危険や将来の重大な事項に関わるような時だけでしょうか。
自分自身がこういう体験をしていても、まだ理解できないんでしょうか…?
さてさて、前フリが長くなりましたが、ここからが今回のブログの本題。
黒猫ドラネコさんとのやり取りがよっぽどストレスになったのか、彼のブログの中での悪態のつきかたが酷い(笑)。
話したらわかる、同じ人間やし、と思ったら
腐った死体みたいなヤツやったわ。調子乗って
ずっと絡んできてだんだん口悪くなってきよったわクソネコ
「話したらわかる」
じゃなくて
「話したらわかってもらえる」
ですね。自分の価値観に従って行動するというのは誰しも同じですが、自分が正しく相手が考えを改めると思っているのは心屋氏も全く同じ。当然のことながら、心屋氏自身が批判的意見を聞き入れ、自分の考えを改めるという可能性だって充分にあるわけです。そこに考えが至っていない時点で、人間性の小ささと視野の狭さというのは明らかですし、
話しかけてくんなボケ
ワシに話しかけるの100万年早いわ
目が腐るから姿見せんな
という相手を見下した上から目線の言葉からもよくわかります。
まあ、僕は以前から、心屋氏がやっているようなことはオープンな場ではやるべきではないということを言っているので、まさに「姿見せんな」なんですけどね(笑)。
同様の言葉は、twitterの方でも見られます。
頭良さそうなことを言いながら余りにも低レベルで言葉も出ない。逆に、こちらのレベルでやっていることは高度すぎてそりゃー理解できないだろうなと思う。仕方ない。よくこんな「ふつー」のことを堂々とワシに言ってくるよな。読んでて恥ずかしくなる。 https://t.co/QNHbmg70yK
— 心屋仁之助kokoroyajinn (@kokoroya) February 19, 2020
人と違うことをやっていることが「高度なこと」と考えてしまう厨二病w。
どうにかならないものでしょうか?ww
そしてこの人のことは「誰だお前?!」と言っていることからも面識はなさそうですが、一方で、こういうことも言っています。
こちらがどれだけの覚悟を持ってこの言葉を吐いているのかとか、理解することもできないのだろう。しかし、それ以前に誰だお前?! https://t.co/i9fOaa3ThZ
— 心屋仁之助kokoroyajinn (@kokoroya) February 19, 2020
会ったこともない人間によくここまで言えるよね。頭おかしいよね。
カレーを知らない人が遠くから見て「あれ、ウンコじゃない?!」って言ってるようなものなのが分かんないんだ。 https://t.co/j5WdXEcdxm— 心屋仁之助kokoroyajinn (@kokoroya) February 19, 2020
会ったことも無い人にここまで言える頭おかしい方々、お疲れさまです(笑)。
まあ、ネットモラルの観点から見ると、会ったことも無い人だからこそ暴言吐ける人の方が多そうですけどね。心屋氏も会ったこともない子どもだからこそ「子供を叩いていい」なんて言えるんじゃないでしょうかね?面識ある人間に対してのことだったら、より一層、心屋氏の精神性を疑います…。
そして、
「こちらがどれだけの覚悟を持ってこの言葉を吐いているのかとか、理解することもできないのだろう」
という言葉は、昨年末の件に関して八木龍平氏とビミョーに揉めたときに心屋氏が八木氏に吐いた
「なぜ発表したのかその理由も知らずに
想像だけでよくこんなこと上から書けるなこいつ」
という言葉に非常に近い。
(発言は削除済み)
要するに、自分の心の内をわかってもらう努力を放棄していながら、理解できない・知らないのは相手の所為にしているということ。
それは、今回の黒猫ドラネコさんとのやり取りの中での
急に言葉が汚くなったね。ねえ、なんでいつもそんなに怒ってるの?僕があなたにケンカ売ったの?
ねぇ、もう、理解できないならいいじゃないか。
いくら説明しても理解するつもりないならもうこれで終わるよ。— 心屋仁之助kokoroyajinn (@kokoroya) February 18, 2020
という発言からもわかります。
自分が発した言葉に責任を持たず、理解してもらうための技量もなく努力も放棄する。
これは、以前、心屋信者の方と意見交換した際も、全く同じようなことを感じました。
本田さんは誤解されていると思えば説明し続けるようですが、私は誰にでもそうではありません。
もちろん日本語をきちんと読みとられる方に理解されるための努力はし続けます。
しかし書いてある事を正確に読もうともされないで、自分の意見だけを述べる方に、自分のリソースを割ける力量は無いのです。— 臘虎 (@5656seaotter) April 14, 2019
(心屋信者さんとの意見交換はこちら → https://togetter.com/li/1297896)
もう1年以上前に「ハイコンテクストな集団」という記事を書きましたが、まさにそのような集まりになっているということなのでしょうか・
僕は相手のことなんかわからない・理解できないのが当たり前だと思っています。
それを埋めるために人は相手のことを知ろうとコミュニケーションを取り、そのために言葉を大切にし、誤解を受けないように気を遣っているわけです。
「子供を叩いていい」
なんていう言葉を軽々しく吐くことが、どれだけの影響を及ぼすかをこの人は理解していない。
心屋仁之助なんていう名前は改名して、言葉軽之助にすれば良いと思う。
自己への認識が肥大しているように見えるのは、こちらの発言もそうですね。
イチローにヒットの打ち方を教えようとする素人、やだ。そんなのがいっぱい絡んでくるー。
「両足をしっかりつけないと、前に飛ばないんですよ、軸をしっかり持って!」
— 心屋仁之助kokoroyajinn (@kokoroya) February 19, 2020
自分を喩えるのにイチローやイエス・キリストや杉原千畝なんかを出してきて、忙しい人だな―と思います。
また、
手では叩かんのかもしれんが
言葉で執拗に正義の味方ぶって
さんざん叩いてくるのは
明らかに暴力やろがい!
と書いているように批判を「叩かれる」としか感じられないのは、自分自身に後ろめたいところがあるか、あるいは自分の方が相手より上と考えているからでしょう。
どこが問題なのかは、いろんな人たちが指摘しているのだから、それに対して彼は丁寧に説明するか、あるいは考えを改めても良さそうなものですが、残念がら僕はそのどちらも目にしたことがありません。
(もし、明確に知っている人がいたら教えて下さい)
ましてや、今回の黒猫ドラネコさんとのやり取りの中では、実際に親からの虐待を受けた経験のある方たちが何人か心屋氏にコメントしていたようです。
それらの人たちに、まともな回答もできず、実際にそういう人がいるということを目にしても、自分に都合の良いことしか認識できないのか、反省という言葉を知らないのか、このようなツイートもありました。
真面目に返信していいのかな。。?
イチローは結果出してますよね、打率4割近くまでいったり、とか。でも、残り6割は「アウト」なんですが、それをどう考えますか?三振したり凡打だったり!
って言われてるみたいな話かなと思ってます。— 心屋仁之助kokoroyajinn (@kokoroya) February 23, 2020
正直、いろいろな意味で頭の悪さが際立つ発言だなと思います。
まず比較というのは、同じ土俵の上で比較しないと全く意味が無いということ。
ここで言えば、同じカウンセリングという世界で従来の方法に対して、どのくらいの結果が出ているかを言えないのであれば意味がない。
心屋氏は人に対して論理的に説明する能力、また人の話を論理的に理解する能力が決定的にかけているようですから、こちらの方から歩み寄って、彼の言わんとする事を理解しなければなりません。
恐らく言いたいのは
「イチローってすごい打者と認められているけど、彼だって6割以上は失敗なんだよ」
ってこと。単に「すごい人でも半分以上は失敗」ってことを言いたかっただけだと想像します。
もちろん、比較対象としても喩えとしても不適切なので、同レベルの頭脳を持っている人か、人の言うことを素直に信じちゃうピュアピュア教信者じゃなければ、納得できないでしょうけどね(笑)。
彼がやっているように、比較対象も吟味せず、単に確率が出せれば何でも良いなら、
「コイントスだって、赤ん坊に選ばせても5割は当てられるじゃないですか。」
ということだって出来ますよね。
心屋氏のこの答えの問題点は大きく3つ。
彼の理屈だと、「たまたま」救われた人がいればそれで良しとなってしまうこと。
そして、その救われた人の陰に、それによって不幸になる人たちが出てきてしまう可能性があること。
僕は、その他者を犠牲にする可能性があっても「結果オーライ」を良しとする考えを許容できませんし、最終的にその考え方は、某国の闇社会で問題になっているような「臓器移植のために子供を誘拐する」といった考え方(他人を犠牲にしてでも自分が助かれば良い)につながっていくのだと思います。
大体、そんな再現性のない「たまたま」救われる人もいるというやり方の何を認定していて、認定講師と呼ばれる方々もどういう責任のもとで活動しているのでしょうね?
最後に、これが一番の問題ですが、心屋氏がこう答えた元の質問は、どのくらい失敗しますか、とか救われる人ばかりじゃないですよね、ということを訊いているわけじゃない。
実際に不幸になった人がいることについてどう思いますか?
と質問しているのに、全く答えが噛み合っていない。理解できないのか、わざと答えていないのか。
敢えて、この答えから彼の言いたいことを読み取るとするなら、
「不幸になる人がいたとしたって仕方ないじゃん。イチローだって失敗するんだし―」
みたいな無責任さですかね。まあ、突っ込んで訊いても逃げるでしょうけど。卑怯者っぽいし。
その後、
支持してくれてるひとの方が
圧っっっっっっっっっ倒的に多いのもわかっとる(ありがとう!!!!!!!)
と書いていますが、人は自分の認識できる世界に住んでいますので、それはそれで良いでしょう。
自分が忙しくて書けない間に心屋氏の新しい記事がいっぱい書かれていて、さらっと読んだけど、相変わらずツッコミどころ満載なんだけど、長くなったので別の記事にしよう。
今日はここまで。マジで仕事しないと…(笑)。
(すいません。心屋先生と違って、忙しく仕事しないと仕事終わんないし、いろいろなところにご迷惑かけちゃうんですよ)
おまけ
もういいって。遊びだから真剣にやるんだよー。
あと、あの歌のその歌詞の意味、まだ理解してくれないの? 本当に、深い癒しにつながるのに。
— 心屋仁之助kokoroyajinn (@kokoroya) February 18, 2020
この言葉は、
「仕事じゃねえんだぞ!真剣にやれ!」
というタモさんの言葉を思い出した(笑)。